バカラはカジノゲームを代表するゲームの一つです。バカラで巨額の富を得た者や、絶望を味わった者など、これまでカジノで遊ぶ人を一喜一憂させてきました。そんなバカラでは罫線というものを利用することができます。罫線とはどのようなものでしょうか。
罫線とは、バカラのゲーム結果を表に書き込んだものです。バカラは、プレイヤーかバンカーかタイ(引き分け)かを予想し、基本的には運否天賦に賭けるゲームです。この運に任せてのゲームを面白くさせるのがこの罫線です。
バンカーが勝った場合は、赤色の丸を、プレイヤーが勝った場合は、青色の丸を、タイであった場合は、スラッシュを表に記載していきます。1ゲームが終わる毎に丸を記入し、どちらかが連続で勝った場合は、表の右横に行かず、下へと丸が伸びていきます。異なる勝ちがついた場合は、右横へと移っていき、表が作られていきます。タイの場合は、連続の勝ちとして下に書き込みます。
この罫線を見ていくと、運否天賦のゲームにも流れがあることが見えてきます。例えば、2連続の勝利の後は、必ず逆の方が勝つことや、タイが一度出た場合には、連続でタイが出るなど、不思議と法則が浮き上がってくる場合があります。
このように法則が見えてこれば、次の予想を立てる際に、過去の実績を予想に加えることで、完全な運任せでない勝負を行うことができます。
しかし、バンカーとプレイヤーの勝ちの予想だけであれば、罫線を利用して、次にどちらが勝つかを予想することが可能ですが、バカラには、タイが存在します。このタイが少々予想をする上でやっかいな存在となります。前述した通り、タイであれば、連勝扱いのように、下へと伸びていきますが、実際には連勝ではありません。このタイを予想するのは困難である為、マイルールを作るのが一つの方法です。
タイは10回に1回くらいで出現します。10%で出現するものを予想するのは、効率的ではない為、タイの予想を捨てるマイルールという設定をするのも良いのかもしれません。他には、タイが一度出たら、連続で出現することを予想し、ベットするというマイルールの設定も一つです。
バカラのプレイヤーとバンカーの勝率は、タイを除くと、ほぼほぼ50%です。この50%の勝負でプレイヤー、バンカーともに2連勝する確率は、4分の1です。3連勝をする確率は8分の1、4連勝をする確率は16分の1、5連勝をする確率は32分の1となります。では、6連勝をする確率は64分の1ですが、5連勝をしている状態で、6連勝をするのは、64分の1でしょうか。そうではありません。2分の1で6連勝をします。
連勝が続いているからと言って、次は逆が勝つだろうと安易に予想することはギャンブルにおいて、非常に危険な考えです。結果的に大連勝し、天文学的数字になろうとも、予想は1戦、1戦行い、今から何連勝するかを予想するギャンブルではありません。1戦、1戦での勝率はタイを除いて、ほぼ50%です。そのことを常に忘れないようにして、決めつけることなく、予想をすることが重要であると考えます。
これらのように、バカラで罫線を用いてプレイをすることで、ゲーム性に運だけでなく、実績からの予想を行う要素がプラスされ、実績を作ることで、ゲームの楽しみ方の幅が広がります。また、マイルールを追加することで、漠然と予想するところから、根拠を作ることができます。罫線を使った上で、更に自分流のルールをプラスすることで、自分だけのバカラの楽しみ方を満喫しましょう。